この記事では、モンテカルロシミュレーションを
実際にエクセルで自動化した例を紹介しています。
モンテカルロシミュレーションの仕組みは何となく分かったけど
どう活用して良いか…という悩みがある方は
ぜひ、参考にしてくださいね!
うーん…
どうしたの?
モンテカルロシミュレーションを勉強したから
使ってみたいんだけど
どうしたらいいのか分からなくて。
知ったばかりの時はそうだよね。
じゃあ今回はExcelで自動化した例を紹介するね!
はい、よろしくお願いします!
モンテカルロシミュレーションはビジネスを行う上で
非常に有効な分析方法です。
ですが、実際にどう使ったら良いか分からない…と
悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではエクセルでの自動化例を紹介していますので
どう使おう?と悩んでいる方は、ぜひ活用してくださいね。
【モンテカルロシミュレーションとは?】
不確かなことが起こる確率を計算する方法です。
- 複数のモデルを作成する
- 乱数を使用する
- それぞれのモデルに乱数を代入して計算する
- 何千回も何万回も計算を繰り返す
- さまざまな結果がどのくらいの確率で起こるかを予測する
【モンテカルロシミュレーションの自動化】
という事業シミュレーションを行なってみます。
参考動画
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▶︎ステップ1:出したい数値、KPIの確認
まずは、シミュレーションしたい数値・KPIの確認をします。
今回の例だと「広告→自社ECサイト→商品購入」の事業なので
- 【広告】広告費、オプト
- 【自社ECサイト】誘導数・誘導率
- 【商品購入】購入数・購入率、平均売上
をシミュレーションします。
シミュレーションしたいけど
そもそも、どう数値設定したら良いのか…
そんな方は、まず相談してみてくださいね。
▶︎ステップ2:最小値、最大値の確認
続いて、最小値、最大値の確認をします。
たとえば、購入数を「0個から1億個」と想定するのは
あまりにも現実離れしていますよね。
なので、できるだけ現実的な範囲でシミュレーションすることで
より緻密なシミュレーションになります。
▶︎ステップ3:KPI数値の関係性
このステップでは、KPI数値の関係性を確認します。
このシミュレーションで言うと
誘導数が購入数を上回ることはありません。
なので、必然的に購入数の最大値は、誘導数の最大値内に収まることになります。
このように、KPI数値は関連しているので
それぞれの数値の関連を確認して、設定することが必要です。
▶︎ステップ4:ツールの作成
- ステップ1:出したい数値、KPIの確認
- ステップ2:最小値、最大値の確認
- ステップ3:KPI数値の関係性
これまでのステップで決めてきたことが動くよう
ツール作成をします。
専用のシステムがなくてもExcelで可能です!
ツール作成ポイント1
→この際に、ステップ2で確認した最小値・最大値を参照
ツール作成ポイント2
GASを組んで自動で計算値を変更する。
理屈はわかるけど、作るのは難しい!
もっと詳しく知りたい!
そんな方は、こちら。
お気軽に相談してくださいね。
【エクセルで簡単シミュレーション!】
エクセルでの
モンテカルロシミュレーション
どうだった??
意外とシンプルな手順でできるんだな
って思った!けど…
けど??
やっぱり自分でやるのは難しそう…。
やってみても合ってるか不安だし。
最初は、そうだよね。
大事なシミュレーションだから
不安だったら、専門家に相談もアリだよ!